映画「エスター ファースト・キル」感想 レビュー 詳細なネタバレなし(洋画・ホラー・サスペンス)

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今回は映画「エスター ファースト・キル」を観た感想を、詳細なネタバレは避けて書いてみたいと思います。

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評価

星4 ★★★★☆

あらすじ

孤児院から養子として、ある一家に迎え入れられた少女エスターが巻き起こす恐怖を描いたホラー「エスター」のシリーズ第2弾。エスターが孤児院に入る前の前日譚が描かれる。

裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。

2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じるほか、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン、ヒロ・カナガワらが脇を固める。監督は「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」のウィリアム・ブレント・ベル。

感想

「エスター ファースト・キル」は続編ですが、ファーストキル(初の殺し)タイトルの通り続きでは無く始まりの話になります。

エスターの続編が出るだなんて思ってもいなかったので驚きました。

というのも、前作が綺麗に終わったと個人的に感じていたからです。

エスターを観て、すでにエスターの正体を知っている人達に向けて、どう新しいストーリーを作るんだろう?と疑問もありましたがワクワクの方が大きかったです。

正直、エスターの衝撃とインパクトは今回は無い訳でエスターを超える事は無いだろうと思ってしまいました。

またエスターが観られる事はすごく嬉しい。

あっという間に観終わりましたが、エスターの正体を知っているので、前作ほどのインパクトはもちろん無いです。

インパクトは無いけど、ストーリーが面白いし、飽きさせないテンポの良さで最後まで楽しめました。

なんといっても、エスター役のイザベル・ファーマンがまた見られて嬉しい!

他の作品でも観てみたいな〜

やっぱりエスターの不気味な雰囲気と表情に惹きつけられます。

精神科のエスターに気がある男の人は、エスターが危険人物だと知りながら油断しすぎでは?

ちょろすぎる(笑)

脇役でよく見る俳優さんだけど、死んでしまう役ばかりだから今回もか?とつい思ってしまいますね。

「チャッキーの狂気病棟」の目玉ドリルが一番印象的。

個人的に一番面白かったシーンは、エスターの「入れ歯ぐにゅり」かな(笑)

お父さんの入れ歯を取ろうとしてるとしか思えない行動に笑ってしまった。

ずっとエスターを信じて疑わなかったのにお父さん可哀想。

お母さん役のジュリア・スタイルズは「オーメン」のダミアンのお母さん役のイメージで、その頃と全然変わっていなくてビックリしました。

エスターが弱々しく見えるほど、お母さんはボス感があって良かったんだけど、オーメンの時と同じような最後になってしまったね。

お母さんと息子もエグイ事していて驚いたけど、お父さんも気付かないものかな?と不思議に思ったり。

エスターがお母さんに作った「特製スムージー」は激ヤバ(笑)

お母さん、もしかしたら死ぬかもしれないのによく飲んだな〜と・・・

お母さんも中々だけど、やっぱりエスターは更に上をいってるサイコパスでしたね。

撮影はどうやっている?撮影秘話

今回エスターファーストキルを観る前に、エスター役の子は成長してるだろうし、撮影どうやったんだろう?

と疑問に思っていましたが観てみると・・・

顔立ちはシャープに大人っぽくなった印象で、顔だけだと子供感は正直ありません。

ただ、二本縛りの髪型と服装、背は低いので子供のように見えました。

エスター役の子はエスター撮影当時は10歳、エスターファーストキル撮影当時は23歳だったようです。

どうやって撮影したのでしょうか?気になって調べてみました。

エスター役の子は10歳当時の自身の声を再現するために、当時のテープを聞いて練習したそう。

見た目に関しては、かがんで背を低くみせたり、他の俳優さん達は厚底ブーツを履いて、遠近法を使って撮影したそうです。

発想とチームワーク凄いな~

そういえば、エスターの全身が映るシーンって無かったかもしれない。

だまし絵のように目の錯覚を上手く利用しているなと思いました。

観ている時に違和感を感じなかったので、私も上手いこと騙されましたね~

知ってから改めて観てみると、歩き方が少し変だなと違和感を感じたり、映し方を観るのもまた楽しい。

もしかしたら、また次回作があったりするのかな?なんて勝手に期待しています。

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