今回は、我が家で実践しているウーパールーパー水槽のラクな水換え方法をご紹介します。
我が家には水槽が複数あり、排水量や入れる水の量が多くて毎回大変…。
手動でたくさん水を抜き、重たいバケツを運ぶ作業は、正直かなりしんどいですよね。そんな「水換えがちょっと大変だな…」と感じている方におすすめしたいのが、電動ポンプを使った水換え方法です。
これなら重たいバケツを運ぶ必要がなく、驚くほどラクに作業できます。
手動ポンプ時代は、水を抜く→水を捨てに行く→水を汲んで入れる。この流れを、60㎝水槽2本分、バケツ2個で何往復もしていました…。
しかもウーパールーパーの水槽は汚れやすいので、週に1回は必ず水換えが必要です。
水を汲んだバケツ2個を持ち上げた拍子に腰を痛めてしまい「もっとラクな方法はないのか…」と、たどり着いたのが電動ポンプ。初めて使ったときは「もっと早く買えばよかった!」と心から思いました。

準備するもの
1.大きなバケツ
普段の水換えでどのくらい水を入れているかを測り、その全量が入るサイズを用意。
我が家では、2つの水槽分の水が入る45Lの大きなポリバケツをホームセンターで購入しました。一度に水作りができるので便利です。

小さなバケツ(10〜12L)も1〜2個あると、ろ材やスポンジフィルターを洗う時、緊急時の水換え時に重宝します。

2.水中ポンプ(電動ポンプ)
以前はGEXの『水かえくん』を愛用していましたが、先日ついに壊れてしまいました。現在は販売終了しているので、家にあった水中ポンプを使用しています。こちらも現在販売終了しており、GEXの新しいモデルが出ていました👇
3.ホース
電動ポンプに付属していない場合は別途購入します。排水先(お風呂場や洗面所)まで届く長さを確認しましょう。短すぎると結局バケツに一旦ためる必要が出てきて手間が増えます。
4.デジタル温度計(任意)
水温合わせに便利。水槽用に1つ置いておくと、毎回の水換え時に素早くチェックできます。
5.カルキ抜き
水道水を使うなら必須。液体タイプがすぐ溶けて手軽なので、昔は液体を使用していました。でも結構すぐなくなるし、価格も安くはないので、粒タイプの方が圧倒的に安い事を知ってからは、粒タイプの大容量を購入してます。
電動ポンプでの水換え手順
水温確認と水作り
まず水槽の水温を確認。ウーパールーパーは急激な温度変化が苦手なので、水温をできるだけ近づけます。夏は水道水もぬるま湯のようになるので、凍らせた保冷剤を入れて冷やしたり、冬は少量のお湯を混ぜて温めています。水温を合わせたら、カルキ抜きを入れておきます。
水槽掃除【ろ過マット・ろ材など】
スポンジで水槽のガラス面を軽くこすり、隠れ家や、ろ過マットはバケツに移して水道水で洗いましょう。
ろ材はウーパールーパーの排泄物やエサの食べ残しを分解するバクテリアの住処なので、洗いすぎはNG。
基本は 2〜3か月に一度くらい、半分ずつ飼育水で軽くゆすぐだけ にします。
ただし、ろ材を洗う頻度は水槽のサイズ・ウパの数・エサの量・フィルターの種類で変わります。
目安としては
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フィルターの水流が明らかに弱くなったとき
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ろ材がゴミで詰まって水が通りにくそうなとき
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水のニオイが強くなったとき
このようなタイミングで一度に全部ではなく半分だけ洗うと水質が安定します。
排水
電動ポンプをセットして水槽の水を風呂場や排水口へ直接排水します。
給水
バケツに入れた水のカルキ抜きが溶けている頃なので、水を軽くかき混ぜてから電動ポンプで水槽へ送ります。
ホースは100均の洗濯ピンチで固定すると手が空くので、とても便利です。

ちょっとしたコツ
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2つ以上の水槽に水を入れる場合は、1つ目が終わる直前にホースを折り曲げて水を止め、そのまま次の水槽へ移動すると効率的。
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ポンプ使用後はホース内の水をしっかり抜いておくとカビやぬめり防止になります。
実際に使ってみて感じたメリット
電動ポンプを導入してからは、水換えが本当にラクになりました。以前は1時間かかっていた作業が30分以内で終了。腕や腰の負担が減り本当に水換えが苦痛では無くなりました。
注意点
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停電時や急に壊れた時など、電動ポンプが使えなくなった時のために、水を入れて持ち運べるサイズのバケツと手動ポンプは持っておくと安心です。
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水道水の温度が極端に変化する時期(真夏・真冬)は、水温管理をしっかりしましょう。
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電動ポンプでの水換えは、砂や砂利を敷いている水槽にはあまり向かないかもしれません。
吸引力が強いと底の砂や砂利まで動かしてしまい、水流が乱れたり、底に住んでいるバクテリア層が崩れることがあります。
もし砂・砂利水槽で電動ポンプを使う場合は、次のような工夫をすると安心です。-
吸水口を底から少し浮かせる
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ガーゼやネットを敷いて吸い込まないようにする
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📌 最後に
電動ポンプを導入したことで、「重労働だった水換え」から解放されました。腰や手の負担も少なく、作業時間も半分以下に短縮。水換えがラクになると水槽をきれいに保ちやすくなるため、ウーパールーパーの健康にも直結します。「水換えがしんどい…」「水槽を増やしたいけど大変そう」と感じている方は、ぜひ一度電動ポンプを試してみてください。水換えが楽になると、飼育そのものがもっと楽しくなりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!








