子供には漢字くらいは読み書きできるようになってほしい。
理解して使えるようになってほしいと思うことでしょう。
算数・数学と違い、テストではただ暗記するだけでも点をもらえるラッキー問題なので、これを落としたらもったいないし、そもそも読めなければ問題がわからなくて答えようがないなんてこともあり得ると思います。
小学六年間と中学三年間の義務教育期間中に学ぶ常用漢字。
使いこなせているか不安な方も、小中学校で習う漢字くらい覚えてるよ!と思う方もいるでしょう。
常用漢字とはどういうものなのか、覚える工夫と使いこなせるものなのか、改めて考えてみましょう。
常用漢字とは
「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安を示すもの」(内閣告示)です。
小学校1年生80字
小学校2年生160字
小学校3年生200字
小学校4年生202字
小学校5年生193字
小学校6年生191字
小学校六年間で1026字
中学校三年間で1110字
の計2136字あります。
常用漢字の覚え方
常用漢字を覚えるには毎日1つずつ覚えていきましょう。
毎日1個ずつでも2136字しかありませんので6年くらいで覚えることができます。
6年間もかかるなんて大変だと思うかもしれません。
それなら毎日2個で3年。毎日3個なら2年。
毎日10個なら6か月でおぼえられますよ!
2136個と思うと大変だと思うかもしれませんが毎日1個、2個、3個、10個くらいなら、ただ覚えるだけだったらやる気があればだれでも覚えられそうですね!
覚えているのと使えるではレベルが違う
毎日10個覚えて6か月で読み書きできるようマスターしたとしましょう。
しかし、本当に使えるのかには疑問が残ります。
漢字は単体で意味を表すものもあれば、2個以上の組み合わせで意味をもつものもたくさんあります。
実際、常用漢字がすべて読み書きでき、活用できるレベルになったとすると、漢字検定2級レベルなんですよ!
自信がある方は受けてみてください!
多くの方が不合格になってしまうと思います。
こんなにできる人ってなかなかいませんよね?
読み書きくらいできると思っていても、実際に意味を理解して使いこなせている方はわずかしかいないのです。
まとめ
ただ覚えても使えなければ意味がありません。
とはいうものの常用漢字だけでも2136字あり、マスターするのは難しい。
わたしも、読むのは出来ても書けない漢字、たくさんあります。
みなさんはどうですか?すべて意味を理解し、使いこなせていますか?
読み書きできるかだけでなく、意味を理解し活用できるレベルになれるように応援しましょう。