はじめに
今回は映画『ファウンド』FOUNDを観た感想をレビューしていきます。
ファウンドは、ショッキングな描写が容赦なく続く映画です。
Amazonプライムビデオにあって何気なく観た作品ですが、正直ここまでグロいとは思っていませんでした。
気分が悪くなるかもしれませんし、人によっては“観なきゃよかった”と思うかもしれません。
でも、それでも“観る価値がある”と感じてしまった――そんな1本でした。
※この記事ではネタバレがあります。未視聴の方はご注意ください。
※こちらの記事は私が映画を観て感じた個人的な感想です。
好みや受け止め方は人それぞれですので、「こんな意見もあるんだな」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。
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あらすじ
11歳の少年マーティ。学校ではいじめられ、両親も不仲。そんな彼の楽しみは、家族の秘密をのぞき見すること。お母さんの秘密は、ベッドの下に隠されたラブレター。お父さんの秘密は、車庫の奥のヌード雑誌。だからお兄ちゃんが、クローゼットに生首を隠していても変じゃない。時々変わる生首を、人知れず取り出しては眺めるマーティ。しかしある晩、いつものようにクローゼットを探るとそこには同級生の首が…。僕が秘密を知っていること、お兄ちゃんが気付いたかもしれない…。
感想
『ファウンド』は、製作費わずか8000ドル(約80万円)の低予算とは思えない完成度で、物語はテンポよく進み最後まで退屈しませんでした。
優しい一面を持ちながらも、どこか不気味で不穏な雰囲気のお兄ちゃんスティーブと、ホラー映画やグロい映画が好きな、弟マーティの関係性が物語を支えており、序盤でマーティが兄のカバンから生首を発見する衝撃的な展開から、作品全体に不穏な空気が漂い始めます。
特に印象に残ったのは、映画内映画『ヘッドレス』の存在です。
本編以上にグロテスクで悪趣味な描写が続き、目玉をえぐって踊り食い、血を浴びて喜ぶ、切断面に興奮するなど常軌を逸したシーンの連続で、観ていて吐き気がして気分が悪くなりました(笑)
それでも物語において重要な意味を持っていて、お兄ちゃんがこの作品に影響を受けているのでは…と想像させる作りにゾッとしました。
後半ではスティーブの異常性が一気に表面化し、両親に襲いかかる場面では本当にサイコパスだったのだと確信し、恐ろしくなりました。
ただ、父は差別的で支配的、母は世間体ばかり気にする人物として描かれ、家庭環境にも原因があるのではと感じました。
クライマックスでスティーブがガスマスク姿で登場し両親を殺害する場面は、あえて描写を省かれており、逆に「そこは見せてほしかった」と物足りなさも残りました。
最終的に両親の亡骸の間に縛られ泣き叫ぶマーティと、逃げ出すスティーブの姿で物語は終わります。
スティーブは弟を助けるためにやった事だと思うけど、残された未来は暗く重く、後味は決してよいものではありません。
それでも、生首を皮切りに日常へ狂気がじわじわ侵食していく演出は本当にうまく、緊張感が持続するストーリーはとても見応えがありました。
グロ描写に耐性がある方なら、ぜひ挑戦してみてほしい一本です。
私はあまり得意ではないので、2度目からは『ヘッドレス』のシーンだけ飛ばして観てます(笑)
まとめ
👍 良かったところ
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低予算とは思えない完成度とテンポの良さ。
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スティーブとマーティの関係性やキャラクター描写が魅力的。
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生首の発見から不穏さが一気に現実味を帯びる演出。
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『ヘッドレス』の存在が物語に奥行きを与え、本編の恐怖をより際立たせている。
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日常に狂気が侵食していく構成が巧みで、緊張感が持続する。
🤔 気になったところ
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『ヘッドレス』のグロ描写があまりにも過激。
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ラストシーンを想像に任せてしまい、やや物足りなさが残る。
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終盤の展開が重く、後味が暗すぎる。
📌 最後に
今回の作品の個人的な評価は ★★★★☆(5点満点中) です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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