投資信託とは
たくさんの人(投資家)から集めたお金を元手として、運用のプロが株や債券などに投資・運用する商品です。
投資の種類・組み合わせ
- 投資対象国・地域
国内、海外、先進国、新興国、世界全体等
- 投資商品
株式、債券、不動産、コモディイ
- 運用方法
・インデックスファンド
インデックスファンドとは日経平均株価やTOPIX、ダウ平均株価などの指数に連動することを目指し運用されます。
・アクティブファンド
アクティブファンドとは日経株価やTOPIX、ダウ平均株価などの指数によりも高い成績を目指し運用されます。
- 分配方法
分配金とは運用益や元本から、分配方針に基づき分配される金額の事で、元本を取り崩して支払われるケースもあるということを覚えておきましょう。
また、分配金は受取型と再投資型にわかれ自分のライフスタイルに合わせて選択する必要があります。
・受取型
分配金を現金として受け取れるものです。
・再投資型
受け取った分配金を現金にせず、同じ投資信託を購入し、再投資するものです。
長期投資にはお勧めです。
- 費用
販売手数料が無料、有料
上記の組み合わせで商品を選びます。
内容が同じ商品でも信託報酬が違う場合があるので内容確認は大事です。
運用方法
都度投資・・・好きな時に好きなだけ買えるため、変動リスクは上がります。
積立投資・・・定額で積立することでリスクの分散になる(ドルコスト平均法)
メリット
- 小額からは始められる
実際、株式や債券に投資をする場合、ある程度まとまった資金が必要です。
投資信託は証券会社によっては100円から運用できるプランもあり手軽に始められます。
- リスクを分散できる
多種の株式や債券に投資されるため個々の株式や債券への投資と比較してリスクが分散され、市場環境による変動はあるものの、比較的安全に資産形成ができます。
- プロが運用している
自分に代わってプロが運用方針に沿った運用を行い、月次・年次の報告書を確認できます。
- 個人では投資しにくい国や地域へも投資できる
日本国外の株式や債券を組み入れた投資信託もあり、さまざまな国への投資を行うことができます。
- 高い透明性を持った金融商品である
投資信託の価値を表す基準価格を毎営業日に公表し、この基準価格に従って売買を行えます。また、決算毎に監査法人による監査を受けているので、透明性も高い金融商品といえます。
デメリット
- 費用がかかる
プロに任せて投資を行うため、運用の管理費用(信託報酬)などの費用がかかります。
- 元本保証がない
市場環境によって変動するため、損をすることがあります。
- リアルタイムで売買できない
投資信託の種類や金融機関により決済はまちまちで、即日現金を受け取ることができません。
- 短期的にリターンを狙うのは難しい
目先のリターンではなく長い目で運用する必要があります。
まとめ
投資信託には数多くの商品があり、投資対象国・地域、投資商品、運用方法などによって異なります。自分自身がどのような資産を運用したいかにより選択肢は多彩です。資産運用にはリスクがあることを念頭に置き、余裕資金での運用をお勧めいたします。