フクロモモンガのミルク
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ベタ馴れのためにベビーから飼いたいと思ったことはありませんか?
また、脱嚢後、育児放棄をしてしまったとき等、ベビーの飼育をしなければならない状況もありうると思います。
ベビーの飼育では温度管理や餌の与え方、ミルクや離乳食(ペースト状の餌)はいつまで与えたらいいのか迷うこともあるでしょう。
ベビーの飼育に係る大事なことなので、理解したうえで飼育に臨みましょう。
ベビーとは
生後2~3ヶ月、母親の袋の中で過ごし、脱嚢後、1~2ヶ月ごろまでの個体をベビー(幼少期)いいます。
温度管理
ベビーの飼育には体が未熟で小さいこともあり温度管理はとても重要です。
適正温度は30℃前後で25℃を下回らないように注意してあげてください。
低体温症になり仮死状態、最悪の場合は死んでしまうこともあります。
与える餌について
脱嚢後~1ヶ月くらいまで
特に小さいうちはフクロモモンガ専用のミルクを与えてください。
初めて与えるとき思ったことなのですが、ミルクの作り方(各袋に記載)通りに作ると、硬めに感じ、水の量を増やし少し緩めに作って与えました。
すると、便が緩くなってしまい、ミルクの水分が多かったのだと思います。
硬めに感じても、適性の水分量ですので、記載の通りの作り方で与えてあげてください。
初めは安定して食べてくれないので、頬と頭を軽く押さえて与えるのがよいと思います。
与える頻度
生後間もなくは少ししか食べてくれないため2~3時間毎に与えてください。
成長とともに食べる量が増えていき、①2~3時間毎②4~6時間毎③12時間毎④1日1回と間隔をあけていきましょう。
食べる量には個体差があるため、一概には言えませんが、うちの場合は①脱嚢~2週間前後②2週間前後~3週間③3週間~4週間④それ以降のような感覚でした。
脱嚢後1ヶ月前後
このころになると親と同じケージで飼育している場合、住まいから出て行動し始め、固形の餌に興味を持ってくる時期です。
専用ミルクを中心に離乳食(ペースト状の餌)を与えてあげましょう。
この時、親と同一のものを与えてもいいのですが、蜂蜜が入っている場合、ボツリヌス症を発症する可能性も考えられるので、蜂蜜抜きのものを与えたほうがよいでしょう。
1ヶ月半
このころから顎力も発達し、固形の餌も時間をかけて食べられるようになります。
2か月から
このころまで成長すると蜂蜜入りのものを与えても問題ないように感じます。
親と同じ餌を与えても問題ないでしょう。
まとめ
温度管理や餌の与え方は飼育するうえで最も大事なことの一つです。
フクロモモンガと仲良くなるためにも適切な温度管理や餌の与え方をしましょう。
蜂蜜にはボツリヌス菌が含まれる場合があるので、幼少期は特に注意が必要です。
成長後も絶対に大丈夫とは言えないので、メープルシロップ等に代替えするのも一つの方法です。
あなたも素敵なモモンガライフを送りましょう!
コメント
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