ウーパールーパーは、愛らしい見た目と独特の動きで人気のある両生類です。正式名称は「メキシコサラマンダー(アホロートル)」で、水の中で一生を過ごす珍しい生き物として知られています。
「飼ってみたいけど難しいの?」「何を用意すればいいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、これからウーパールーパーをお迎えする方に向けて、飼育の始め方や必要な用品、日頃のお世話についてわかりやすく解説します。
ウーパールーパーを飼う前に知っておきたいこと
ウーパールーパーは比較的丈夫で飼育しやすい生き物ですが、犬や猫のように人と積極的にコミュニケーションを取るペットではありません。
ただし、飼育を続けていると飼い主や餌の時間を覚えたような行動を見せることがあります。我が家のウーパールーパーも、水槽の前や上から覗くと気が付いて近寄ってきたり、こちらの動きに反応してくれたりします。そうした姿がとてもかわいく、飼育の楽しみのひとつになっています。
寿命は10年前後といわれていますが、飼育環境によっては15年以上生きることもあります。お迎えする際は、最後まで責任を持って飼育できるか考えておきましょう。
また、成長すると20〜30cmほどになるため、小さな容器ではなく十分な広さの水槽を用意することが大切です。
まずは飼育用品を揃えよう
水槽
1匹なら30~45cm水槽が最低ラインです。
ただし成長後のことを考えると、最初から45cm以上の水槽を用意すると長く使えます。
ウーパールーパーは泳ぎ回るよりも底でじっとしていることが多いため、水深よりも底面積を確保することが大切です。
フィルター
水をきれいに保つためにフィルターは必須です。
フィルターには上部フィルターや外掛けフィルター、スポンジフィルターなどさまざまな種類があります。
私は飼育を始めた頃から上部フィルターを使用しています。ろ過能力が高く、メンテナンスもしやすいため、初心者にも扱いやすいフィルターだと感じています。
ただし、ウーパールーパーは強い水流を好まないため、水流が強すぎる場合は吐出口の向きを調整するなどの工夫をすると安心です。
カルキ抜き
水道水をそのまま使うことはできません。
必ずカルキ抜きを使用し、水道水に含まれる塩素を中和してから使用します。水温計
ウーパールーパーは高温に弱い生き物です。
適温は16~22℃程度。
特に夏場は水温管理が重要になるため、水温計は必ず設置しましょう。
シェルター
落ち着いて休める隠れ家があると安心します。
土管や流木風のシェルターなど、体がすっぽり入るサイズがおすすめです。
底砂は必要?
初心者の場合は底砂なしの「ベアタンク」がおすすめです。
掃除がしやすく、誤飲のリスクもありません。
砂を入れる場合は、ウーパールーパーが飲み込んでも問題になりにくい細かい砂を選びましょう。
大きめの砂利は誤飲による腸閉塞の原因になることがあるため注意が必要です。
水槽を立ち上げる
用品が揃ったら、水槽にカルキ抜きをした水を入れ、フィルターを稼働させます。
本来は水質を安定させるために数週間かけて水槽を立ち上げるのが理想ですが、初心者向けセットなどを利用する場合はショップの説明も参考にしてください。
急激な水質変化は体調不良の原因になるため、水合わせは丁寧に行いましょう。
餌は何を食べる?
ウーパールーパー専用フードが販売されているため、普段の食事は専用フードを中心に与えれば十分です。
食べ残しは水を汚す原因になるため、早めに取り除きましょう。
冷凍アカムシも好んで食べるため、たまに与えると喜んで食べてくれることが多いです。